重症筋無力症の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
69歳 男性
H21年1月から重症筋無力症で手足に力が入らず動けなくなってしまい病院に行っていた。
ある程度までは良くなったが、疲れやすく、体調が悪い為、漢方薬で何とかしたいと来店されました。
話を伺いますと血圧も高く、逆流性食道炎、慢性胃炎、前立腺肥大、緑内障、骨粗鬆症、
B型肝炎も併発しているようです。
病院からもらっている薬は
プレドニン15mg、プログラフ、イスコチン、ウルソ、オメプラール、ミカルディス、ダイアモックス、
ハルナール、プルゼニド、トルソプト、フォサマック、ルミガン、テトラミド、ハイパジールを飲んでいるようです。
かなりの量の薬を飲んでいるようですが、本当にこれだけいるのだろうか?と個人的に思います。
薬の量が多くて減らしていきたいようです。
血尿、膀胱結石もあり、残尿感を強く感じられているようです。
冷えるとさらに尿がでないそうです。
腰痛もあり、疲れが酷く、自分でまっすぐ歩くことすらできにくいようです。
動くと動悸がして、夜も眠りにくいようです。
中国医学的に『気血両虚』、『腎陽虚』、『湿濁血瘀』の状態と考えました。
そのため、人間に必要な血液とエネルギーを補っていく漢方、下半身を温めて冷えをとっていく漢方、
体に溜まっている老廃物を排泄していく漢方、血液をサラサラにして詰まりを改善していく漢方をお渡ししました。
1か月ほどしてから足のふらつき、眩暈、立ちくらみがなくなってきたという報告を受けました。
また、食欲が出てきて一人で歩けるようになってきているようです。
尿も全然出なかった状態から今は毎日出るようになってきているそうです。
今までかなりつらい状態だったようでこの1カ月ですごく良くなったそうです。
体調が良い為、続けて頂いております。
不規則な生活が続きますとどうしても生活リズムが乱れて体調を崩しやすくなります。
まずは、規則正しい生活をしていく事です
①朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びる
②その後、朝食をとる
朝食が食べれない方は、まず、暖かい豆乳やココアなどでも構いません
③夜は11時までには眠る
この3つの事だけで構いませんのでやっていきましょう。
簡単なようで中々最初はできないかもしれませんが、
自分がやろうと決めて行動に移しますと、良い方向へ変わってきます。
まずは心構えを変える事です。
そして行動に移しましょう。
きっと良くなってきますよ。
TEL:078-934-8499
住所:兵庫県明石市大久保町大窪299-1